夏季スクーリングが終了しました!

今日で、夏季スクーリングが全て終了しました。私は法律科目を6科目受講しましたが、やはり連続3週間の受講はとても厳しかったです。でも、今日は、心の底から清々しい気持ちで帰宅することが出来ました!

2度目の挫折感を完全に吹き飛ばしました。正直言って、本気で9月末には中退しようかとも思っておりましたが、せっかく夏季スクーリングを申し込んでいたので、夏季スクーリングの結果で中退するかどうかを決めることにしておりました。

今回の6科目の講座の中で一番良かったのは、曲田統先生の「刑法1(総論)b」でした。レジメ無しで立石二六先生の教科書に従って出来る範囲まで講義を進めました。大切な部分の基本的な内容から高度な内容まで、とても分かりやすく詳細に講義してくれました。板書や先生の説明内容をノートに記録できるよう十分な時間を取ってくれました。曲田統先生の講義理念は、決して講義内容を単にこなして行くというやり方ではなく、「刑法」の理念を重点に置きながら、学習方法を十分に身につけることができるようにすることでした。私は、その様な理念の授業を期待していましたので、曲田先生の指導方針にピッタリ合っていました。受講前に基本学習をして行ったので、曲田先生の講義内容は90%以上理解できました。理解できたことと試験に合格できることとは全く異なります。如何に曲田先生を納得させる論述文が書けるかが最も重要なポイントです。

最終日の試験は、私が最初に予測した通りの「自筆ノート」持ち込み可でした。当然、ノート持ち込み可ですので、曲田先生の板書や話された内容を丸映しだけでは、試験合格は難しいとは思っておりました。自分なりに満足する論述文を書き上げることは出来ましたが、合格できる自信は全く有りません。結果を待つだけです。

「刑法1(総論)b」以外の科目は、試験合格での単位取得資格はないので、今後、レポート提出や科目試験の参考になることとレポート2課題免除を目的として受講しただけなので、特別に役立てた感じは持てませんでした。

それよりも曲田統先生の講義のおかげで学習意欲も出て、今後の1年間の学習計画も立てることが出来ました。

夏季スクーリングに参加して、本当に良かったと思っております。

夏季スクーリングに参加された皆さんも、是非、感想や様々な情報を聞かせていただければ幸いに存じます。

夏季スクーリングが、いよいよ始まります!

いよいよ、明日から夏季スクーリングがスタートします。取り組む学習意欲と中央大学・本校(多摩校舎)へ通学できることで、気持ちがわくわくしております。このような投稿をすると、様々な事情で参加できない皆様に対して心苦しく思ってしまいます。

今年参加できなくても、今から来年の夏季スクーリングにぜひとも参加できるようじっくりと計画を立てられたら良いのではないかと思います。

参加できない方々の問題点を推測してみます。
① 通常勤務をしている方で、3週間も休暇をもらうことは、この厳しい社会情勢では、なかなか難しいと思われます。無理に休暇を取ってしまった場合には、解雇されてしまうことも十分に予測できます。昨年の参加者の方々とお昼休みに世間話をしましたが、その中で会社側を説得して何とか休暇をいただいた方もおりました。

② 遠方の方で、交通費がかなりかかる方もいらっしゃると思います。長距離高速バスを利用すると、意外と安くなります。かなり以前に、名古屋から東京までの夜間高速バスを利用したことが有りますが、普通列車の運賃とほとんど変わらなかった記憶が有ります。でも、北海道や九州の方々は、やはり大変ですね。

③ 宿泊場所ですが、親戚の家が東京に有る方は別として、やはり、ウィークリーマンションを借りるのが良いかと思います。中央大学の近辺にはないと思います。立川駅周辺の家賃相場は高いと思いますので、モノレール沿線の駅付近の穴場を探した方が安くなります。ウィークリーマンションは、仲介業者とインターネットと電話だけで全て契約出来ます。ただし、ネット詐欺には十分気をつけた方が良いかと思われます。私の一人娘(看護大学・3年生)が、看護実習先が自宅からだと往復4時間以上かかるので、ウィークリーマンションを4週間借りました(約21万円)。マンションから実習先まで徒歩20分くらいだったので、実習終了後マンションへ帰宅し、自宅通学より3時間も余計に学習ができたので、とても喜んでいました。従って、2学期の看護実習もウィークリーマンションを借りることにしたので、夏休み中にアルバイトで家賃代をしっかり稼ぐそうです。

もし可能ならば、やはり夏季スクーリングには参加した方が良いかと思います。無理な場合は、自宅近くで短期スクーリングが開催されることを注意深く月刊「白門」で確認し、ぜひ参加した方が良いかと思います。

一般教養科目よりも法律科目のレポート課題合格は厳しいと思います。4単位の法律科目のスクーリングを受講すれば、レポート課題が2つ免除されます。私にとっては、法律科目でレポート課題を4つも合格するには、時間的余裕もないし、自信も有りません。特に、法律科目レポートの第3課題と第4課題はテーマが難しいように感じております。

夏季スクーリング参加の皆さん、お互いに頑張りましょう!

残念ながら参加できない皆さん、自宅学習で頑張ってください!

夏季スクーリングについて

いよいよ来週から夏季スクーリングに入りますね。夏季スクーリングについて、昨年の想い出と今年の取り組みなどを書き綴ってみます。
夏季スクーリングに対する考え方や感想などは、人それぞれ全く違うと思いますので、私個人としての捉え方でお話いたします。

私の昨年の夏季スクーリングの受講科目は、第1週(法学・憲法)、第2週(商法[商行為法・総論]・刑法1)第3週(民法1・民法4)でした。

全ての科目でレジメが有り、通常、教室へ入るとすぐの机の上にレジメが置いて有ります。1箇所にしか置いてない科目も有りましたので、十分に探してください。分からない場合は、教室内にいる事務員の方に聞くのが良いでしょう。

『2010年度・夏季スクーリングの栞』を熟読して、当然のことながら、基本六法(大学指定の)と教科書などの必需品を、くれぐれも忘れないようにすべきです。

昨年、私は、電源コードなしで6時間以上稼働するノートパソコンを持参しました。ワードへ先生の板書したことや先生が話された重要な内容をスムーズに入力できましたが、レイアウトを修正したりしたために、先生のお話を聴き逃すことがありましたので、今年は使用しないことにします。

筆記用具ですが、授業においては、黒だけのボールペン及び3色ボールペンを2本ずつとノートを準備しておきます。シャープペンシルを使用しないのは、折れることが有るからです。板書を丁寧にノートへ書き写していた方がいましたが、それでは、先生が話している内容を聞き洩らすのではないかと感じました。板書しながらも先生のお話をしっかり聞き取れる実力のある方ならば、それでも良いかと思いますが……。

今回は、黒のボールペンを使って、先生の板書とお話の内容をノートへ、自分が読める範囲内の殴り書きをしながら、先生の話されることをしっかり聞くことに集中するつもりです。さらに、時間の空いているときに、赤と青のボールペンで、ノートに記述した内容で重要と思われる個所を丸や四角で囲んだり、下線を引いたりして、土曜日の試験のために通学電車の中(片道約2時間)で必死に暗記するつもりです。帰宅してからは、私の後遺症で心身共に疲れきってしまうため復習は出来ません。皆さんは、必ず復習してください。予習は、スクーリング中は必要ないと思います。私は、今現在『刑法1』だけは基本学習として、教科書で予習しております。土曜日の試験で単位取得可能性が有りますので……。

そらから、最後の土曜日の試験についてですが、私は、B芯のシャープペンシル3本と消しゴムを2個用意します。芯をHBやHにしないのは折れやすいからです。3本も用意するのは、芯が折れて、速やかに芯が出てこない場合も考えてのことです。
鉛筆が慣れている方ならば5本は準備すべきだと思います。鉛筆削りで削っている時間がもったいないからです。試験時間の60分は、あっという間に過ぎてしまいます。テストは時間との闘いです。

やはり、私の個人的な感想ですが、夏季スクーリングで本校(多摩校舎)へ通学していたら、つくづく中央大学・法学部の学生なんだなとしみじみ実感し、嬉しくなりました。

以上、私の思いのまま書き綴りました。

レポート課題と科目試験について

一般教養科目や法律科目など全ての科目に共通している点を踏まえた上でお話いたします。

まず、レポート課題に合格する方法ですが、以前にも書き込んだかもしれませんが、一つ一つのレポート課題の担当インストラクターは、提出課題ごとにほとんど違う方です。従って、その年度に最初に一つのレポート課題を担当したインストラクターが、その課題を続けて担当するのが基本的システムのようです。

従って、そのインストラクターの添削文章をじっくり分析し、その課題における大切な言語を見つけ出し、その言語に関わる部分を少し広げた形で、教科書と参考文献を読み込み再提出する方法が良いのではないかと思います。

インストラクターの皆様は、法律学を十分に学習した方ばかりです。法律学というのは、「解釈の違い」がそこら中に出てきます。つまり、レポート課題を担当するインストラクターによって、提出された課題内容の解釈がかなり違うのは、当然の帰結です。

私の『憲法』第1課題のインストラクターの場合、4回目のレポートでようやく合格になりましたが、第2課題のインストラクターは1回で合格させてくれました。インストラクターの解釈の仕方や課題評価のレベルに大きな差があるようです。この事は、通信教育部の事務職員の方も認めておりました。

科目試験については、合格対策マニュアルを作成するのは不可能です。ただし、私個人の対策基本マニュアルは、いま作成中です。

これから『憲法』と『刑法』の科目試験を受験する予定ですので、現在、必死に考えております。
① 教科書をじっくり読み込み、大切な部分や法律用語(一般教養科目の場合は、その科目での重要言語)にマーカーをつけたり、赤線をつけたり、特に重要なページは付箋を付けます。
② 過去問(直近2〜3年分)とレポート課題集(直近2〜3年)の問題分を、ワードかエクセルに出来る限り見やすく並べた表を作成する。
③ 上記で作成した表を何度も何度も読み込み、頻度の高い言語順に、その部分に関連している学習内容を、教科書と参考文献で頭の中へたたき込む。ただし、丸暗記ではなく自分自身の言葉として……。書き出す練習も必要です。難しい漢字もたくさん有りますので……。

以上が、2度も挫折しそうになった私が必死に考え始めている「レポート課題合格対策」及び「科目試験合格対策」に関する現時点での私見です。

「刑法1(総論)」の基本学習に取り組んでいます!

私は、昨年の夏季スクーリングで「刑法1(総論)」を受講し、今年の夏季スクーリングでも、「刑法1(総論)」を受講することになっているので、レポート提出は免除され、夏季スクーリング試験に合格すれば4単位取得ができる予定です。

まだ、1度も教科書を読んだこともないし、レポート課題も提出したことが有りません。従って、教科書としての立石二六先生の著書である『刑法総論[第3版]』で、刑法に関する基本学習に取り組んでいる訳です。

予想以上に立石二六先生の教科書内容は、かなり難しいと感じております。試験対策のために、どの部分が刑法として理解しておかなければならないか、思うように見つけることができない状況です。

まだ、100ページ程度しか進んでいないので、夏季スクーリングまでのあと1週間では、教科書全ての学習が終わりそうも有りません。

私は高次脳機能障害による後遺症のため、1日100分授業4時間で脳が完全に疲れ切ってしまうので、帰宅しての学習は不可能です。

私の夏季スクーリングの受講科目は、第1週目[民事訴訟法]・[民法3(債権総論)]、第2週目[商法(手形・小切手法)]・[商法(会社法)]、第3週目[刑法1(総論)]・[刑事訴訟法]の6科目です。

[刑法1(総論)]以外は、教科書を読んだこともないし、レポート合格もしていないので、授業を集中して聞くことによって、各科目の基本学習をするだけのつもりです。

私の自宅から中央大学・本校(多摩校舎)まで、片道約2時間かかります。ちなみに朝は、私の頭脳がすっきりしているので、行きの電車内で第1週と第2週は刑法の基本学習に取り組み、第3週目は、前日の刑法授業の復習をする予定にしております。

今回の夏季スクーリング試験は自信が有りませんので、不合格の場合は、11月の科目試験で「憲法」と一緒に「刑法1(総論)」を受験するつもりです。

中央大学・通信教育生の卒業率に関する再追加投稿です!

ある掲示板に私が書き込みをした内容に対するSくんの返事に対する私の考え方をここに転記させていただきます。

Sくんの書き込みの一部に、統計学的な間違いではないかと感じた部分があります。正規分布曲線というのは、高校数学で学習したと思いますが、正式には左右対称の山形の波型曲線で、頂上部分が50%となります。しかしながら、前回書き込んだ通り、母体数が膨大な数でなければ、本来の正規分布曲線には成りません。

卒業試験の場合は、母体数が少なすぎます。その時その時の受験者の皆様の合格できる実力の差が異なるために、本来の正規分布曲線になる事はほとんどないと思われます。

合格可能性を有している通教生が極端に多い場合は、正規分布曲線は右側にずれ、頂点が100%に近づく山形曲線になり、逆に合格可能性を有している通教生が少ない場合は、頂点が0%に近づく山形曲線になります。

確かに、卒業試験は絶対評価です。だからと言って、実務上0%や100%は有りえないというのが実務的統計学です。例えば、卒業試験受験者数が100名いたとします。その受験者の方々の実力の分布状況ににおいて、頂点が右寄りの場合、50名以上が合格できたり、逆に頂点が左寄りの場合は、20〜30名程度しか合格できない場合も生ずると推測できます。それこそ、卒業試験は絶対評価だからです。

卒業率に関する追加見解!

誤解されると困るので、卒業率に関して追加の書き込みをさせていただきます。

例えば、卒業試験を受験する人の学力を5段階評価で、5・4・3・2・1とします。確かに、統計学的には、5の人が卒業できる可能性は最も高く、1の人はほとんど卒業できる可能性はないということになります。

この点に関しては、あくまでも統計的推定であって、5の人でも当然卒業出来ない人は必ず存在します。従って、例えば3や2の人でも、卒業試験対策を十分に取り組める能力のある人は、卒業試験に合格できると思います。卒業率は、あくまでも統計学的理論値であり、参考数値であって、現実とは異なる場合も多いのです。

さらに、レポート課題合格率や単位取得率は、統計的数値を出すことは、不可能と言えるのではないかというのが私論です。

私は、高次脳機能障害者ですので、通常の通教生とは異なり、私なりに特別な取り組み方法を考えなければなりません。入学時のガイダンスで、ある教授がおっしゃられました。「2年間は、自分が法律学を学習していくのに向いているかいないのかを探す期間です」と……。私は、法律学を学習する性格にピッタリ合っているという結論を出しました

私は、この約2年足らずの間に、2度の挫折感に陥りながらも、どのように効率良く、レポート課題を合格させたり、履修科目の単位を取得するかを、何とか見つけ出すことができました。要するに自分なりの方法により、在籍期限内に卒業出来れば良いのです。

各履修科目の成績評価については、全く意識しておりません。それよりも、最後の卒業論文に全ての力を注ぐつもりです。

卒業論文のテーマは『高次脳機能障害者の基本的人権について』(仮題)を予定しております。高次脳機能障害に関する医学的参考文献と日本国憲法基本的人権に関する文献を結びつけた論文を詳細に書き上げてみようと考えております。